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【常滑・暮らしのコラム】熱意と善意だけに頼らない。子どもたちの笑顔と、地域を支える人を守る「持続可能な仕組み」とは。

こんにちは。株式会社Lino代表の髙塩 理絵(たかしお りえ)です。

愛知県常滑市を拠点に、日々二人の子どもを育てる母親として奮闘しながら、ご家族の暮らしや将来に寄り添うお仕事をさせていただいています。

私のお仕事や活動の根底にあるのは、いつだって「私と関わってくれた人に、心から幸せになってほしい」というシンプルな願いです。 かつて看護師として多くの方の人生の最期に立ち会ったときも、FPとして将来の不安に寄り添うときも、その人の人生がより温かく、穏やかな笑顔で満たされることを一番に考えて走ってきました。

先日、地域のボランティアや寄付で運営されている「子ども食堂」を訪問させていただく機会がありました。 子どもたちが安心して美味しいご飯を食べ、温かな笑顔で地域の大人の皆さんと交流する姿を見て、胸がとても熱くなりました。

しかし同時に、私は深く考えさせられたのです。 「この素晴らしい活動を、現場の皆さんの熱意と善意だけに頼り続けていて、本当に良いのだろうか?」と。

1. 志があるからこそ、ボランティアの「善意」だけで終わらせてはいけない

子ども食堂をはじめ、地域の中で子育て世代や子どもたちを支えている活動の多くは、運営されている方々の「誰かを幸せにしたい」「子どもたちの居場所を作りたい」という高い志によって成り立っています。

ですが、その運営の多くが個人や事業者の寄付、ボランティアの持ち出しに依存しているのが現実です。 現在の行政のルールでは、「一部の限られた人しか利用しない」「全市民対象ではない」といった公平性の壁があり、なかなか公的な予算や助成金が届きにくい構造的な課題が存在します。

どんなに熱い思いや素晴らしいミッションがあっても、経済的な負担や苦労が大きすぎれば、支えている側の人が疲弊し、活動そのものが立ち行かなくなってしまいます。

誰かを幸せにするための活動だからこそ、「支えている人自身も幸せで、継続できる状態」でなければならないと、私は強く思うのです。

2. 「子ども・子育て会議」への参加を通して目指す、持続可能な支援のカタチ

本当に必要な地域課題に向き合い、汗を流している方々の情熱を、ただの「美談」で終わらせてはいけません。

だからこそ私は今、「子ども・子育て会議」への参加などを通して、現場で頑張る皆さんの声を行政へ届け、以下の2点について具体的な仕組みづくりができるように、と考えています。

  • 地域を支える活動への柔軟な助成金・予算化: 子ども食堂や居場所づくりを行う団体が、安心して活動を続けられるような公的支援の枠組みを整えること。
  • 日々の暮らしを直接助けるサービスへの補助: ベビーシッターや家事代行の利用補助、妊産婦の方の通院タクシーチケットなど、子育て世帯の負担を物理的に減らす支援策を広げていくこと。

行政による制度という「仕組み」がしっかり機能し、そこに地域の皆さんの温かい「想い」が重なることで初めて、街全体に持続可能な安心感が生まれます。

熱意を持って活動されている方が報われ、利用する子どもたちやご家族も気兼ねなく頼ることができる。そんな循環を作ることこそが、本当の意味での地域の幸福に繋がると信じています。

一歩ずつ、目の前の人の笑顔から作っていく未来

私自身、子育てと向き合いながら働く中で、周りの人々の優しさや地域のつながりに何度も救われてきました。

だからこそ、この常滑という大好きな街で、自分の目の前にいる一人ひとりが「生まれてきて良かった」「この街で生きていて幸せだ」と思えるような環境を、等身大で整えていきたいのです。

家庭を大切にしながら、身近な人を心から幸せにしていくこと。 そして、志を持って街を良くしようと活動している人たちの声を拾い上げ、制度へと繋げていくこと。

一人ひとりの小さな幸せの灯火が、街全体の温かな未来を照らすように。これからも皆さんの現場の声にしっかりと耳を傾けながら、歩みを進めていきます。

髙塩 理絵(たかしお りえ)
ファイナンシャルプランナー / 元看護師 / 二児の母

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@rie.takashio

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